08 リサイクル記事

2012年4月13日 (金)

リサイクル記事24

カテゴリー「リサイクル記事」とは、過去の記事の中から風化させてしまってはいけないものをもう一度記事にしたものです。

『電話勧誘』2011年3月9日

めずらしく家の固定電話が鳴った。妻が言う。「たぶん、ネット回線の勧誘。主人に任せてますって言ったから、また掛けてきたんだわ」「わかった、俺が出よう」

「はい」
「○○○(それっぽい会社名)ですが、電話回線の○○○○○(それっぽい説明)についてのお話なんですが、ご主人様でしょうか?」
「あい、もちもち。おとうたんは、いま、おうちにいまてん」

めでたしめでたし。

ところが妻が怒る。「そんなん言うたらまた掛かってくるやんか!」「いくら断ってもどうせまた掛かってくるよ」「でも、1度はちゃんと断らないと」

「大丈夫だって。相手の女の人、笑ってたからバレてるよ。断ったようなもんだ」

じつは妻も半笑いだったのを、俺は見逃さなかった。何か文句ある?

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2012年2月19日 (日)

リサイクル記事23

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『奥様方へお願い』2010年10月30日

ども!ここんとこ土曜出勤が多くございます、ひろやんです。

ところで、土日祝祭日の出勤って緊張しませんか?ねぇ、世の旦那様方。まあ、こんなこと言っちゃおしまいなんだけど、絶対に経験あるでしょ、仕事だって偽って遊びに出掛けたことが。

なりませんよ、なりませんよ。そんなことをしたらなりませんよ。遊びに行くのにわざわざ、平日の出勤と同じように早起きしたり、わざとらしくスケジュール帳を開いて確認するふりしたり、前日の夜に、つながってもいない携帯電話で「はい、かしこまりました。明日伺います」なんて小芝居したり。なりません。

仕事がウソだってことがバレたらどうしようって緊張するでしょ。そこのあなたですよ、あなた。でも、あなた、バレてます。女性の勘は鋭いものです。それに、誰かがどこかで目撃しているものです。

でも僕の場合の緊張は違うんです。もしかしたら疑われているんじゃないか、ってとこから緊張なんです。バレるバレないじゃないんです。それ以前の問題なのです。実際には被害妄想で、疑われているわけではないんでしょうけど。

そこで奥様方。言わせてください。ますご安心を。おたくの旦那様は仕事しています。がんばっています。家族を養う為に懸命です。仮に、仮にですよ。もし、旦那様が仕事だと偽って休日に遊びに行ってたとしましょう。もしも、ですよ。もしも。その事実に気付いたときは、そっとしておいてください。お願いします。たまにはそんな日も必要なんです。息抜きってやつです。男の身勝手だとは思いますが、許してやってください。

たとえ、パチンコからタバコ臭く帰っても、「あら、今日は狭いところでタバコ吸ったのね」と言いましょう。たとえ、自分のものと違う香水が香っても、「新しい芳香剤の開発中なんだね」と言いましょう。たとえ、車中で自分のものではない茶髪を見つけたとしても、「お客さんのゴールデンレトリバーを乗せたのね」と言いましょう。たとえ、石鹸の匂いがしても、「ニキビの年頃だからまめに洗顔してるのね」と言いましょう。

お願いします。

で、僕は今、出勤の事実を証明するために、会社のPCからブログの記事を書いています。何か文句ある?

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2012年1月25日 (水)

リサイクル記事22

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『常識』2009年8月6日

しゃらくせー野郎だ。携帯同士で通話中、お互い内容が噛み合わず、ちょっとずつヒートアップしていた。「そんな話はきいてないですね。仕様書や議事録にも出てこないし」と俺。「常識じゃないの?そんなこと」と東京のバカ。てめぇーの常識が世界の常識だと思うなよ。何パーセントの賛同を得えれば「常識」になるんだ。80%か?90%か?それとも51%で常識なのか?皆に問うてみるか?

話はいつまでも平行線。進展せず。会話中だが切ったろか、と思った矢先、携帯が切れた。くそったれ、切りやがったか。まあいい、いつか仕返ししてやる。

ところがすぐに東京のバカからかかってくる。「何で切るんですか?」え?切ってないけど。どうやらどちらかの電波の都合で切れたらしい。「いや、切ってないけど」「そうなんですか。いやー怒って切っちゃったのかと思ってびっくりしましたよ」「・・・・・・」

切られて困るなら、根拠のない「常識」なんて言葉を使うんじゃないよ。それに怒ってるけど、話の途中で切ったりするもんか。それこそ常識がないじゃん。

てか俺、切ろうとしてたな。何か文句ある?

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2012年1月24日 (火)

リサイクル記事21

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『とろろ』2009年8月20日

昨日、会社での昼飯にコンビニのざるそばを買った。ととろ付きぶっかけざるそばだ。外装を外し、めんつゆと、とろろと、キザミのりのパックを机の隅にとりあえず置いて、ねぎとわさびをのせる。そして、めんつゆをかけ、ぐちゃぐちゃにかき混ぜる。全体が馴染んだら、キザミのりをまぶす。暑く食欲が落ちているときにゃこれが一番だ。がっつく。調理より、食べる時間のほうが短い。でも美味い。食った、食った。ん?

おーっ!やっちまったー!さいあくー。

とろろのパックが机の隅に・・・。俺は、あほかっ。シャケ弁当でシャケを残すようなもんだろ。しかし、いいアイデアが。冷蔵庫に入れておこう。明日も、ととろ付きぶっかけざるそばにすれば、とろろは2倍になる。

今日。とろろ2倍にするぞ!と意気込み、ととろ付きぶっかけざるそばを買った。しかし、調理の段階でそんなことはすっかり忘れて・・・。そして、それ以上の事件が・・・。

まさかの2日連続パープリン事態!俺は、ほんとうーに、あほだ!前代未聞だ!

明日は、とろろ3倍にしてやる。何か文句ある?

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2012年1月23日 (月)

リサイクル記事20

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『バドミントンの語源』2009年8月27日

「ねえ、おじさん。バドミントンって、どうしてバドミントンっていうの?」「教えてやろう。昔、まだ中国が明(みん)と呼ばれていた頃にな」「もしかしてその国の名前がバドミントンのミン?」「先に言うなよ。で、バドミントンってもともとは狩猟だったの。つまり、今で言うシャトルを、けもの目がけて打ち(撃ち)つけて、狩りをしていたんだ」「へえー」「で、明では豚肉が高級品だったの、だから狩猟とは、おもに豚狩りのことを言うんだ」「もしかして、ミントンのトンって豚?」「そう、するどいね」「明の豚でミントン。子供だましだよね。じゃーバドって何なの?」「うん。バドの部分に、バドミントンが普及するルーツがあるんだ」「へえー、教えて」「よし。豚狩りのミントンってはじめは皇族や、皇族に豚肉を献上する一部の人たちしかしなかったのね。でも、だんだんと庶民にも娯楽として広間りはじめたんだ。するとどうなると思う?」「豚が少なくなるよね」「お前は本当に頭がいいね。そうなんだ。ミントンが普及すると豚の個体数が激減しはじめた。そこで、国王は庶民に豚狩り禁止令を出したんだ」「うん。乱獲防止だね」「そう。でも、みんなミントンの楽しさを知ってしまったもんだから、やりたくて仕方がない。そこで、考え付いたのが豚以外のものを狩るってことなんだ」「へえ」「でも、豚狩りって重罪だったんだ。だから、狐や狸なんかを狙ってて、間違って豚を狩ってしまうと大変なことになる。そこでみんな思いついたのが、鳥。鳥なら上を向いて打つ(撃つ)もんだから豚に当たることはないからね。そうしてミントンは鳥狩りとして定着したんだ」「それはわかったけどどうして、ミントンがバドミントンになったの?」「ここにきて、勘がさえなくなったな。鳥はバードだろ。バードミントンがバドミントンになったんだよ」「変じゃない?バードって英語だよね。なんで中国なのにバードなんだよ」「いいところに気が付いたね。ミントンがバドミントンと呼ばれるようになるまでは随分の年月があるんだ。知りたい?」「まあ、ここまできたらね」「よし。コロンブスがアメリカ大陸を発見する前に食料などの調達のために、明に寄ったんだ。そんときにコロンブスはミントンにハマってしまった。数ヶ月間滞在してミントンで鳥狩りばかりやってたんだ。しかし、仲間が、そろそろ出発しましょうっていうんで、出発するんだけど、コロンブスは大量のミントンの道具を船に積み込んだんだ。それはもちろん次にたどり着いた先でミントンをするためなんだけどね」「なんとなく先が読めた」「まあ、聞けよ。コロンブスが次に着いた先はアメリカ大陸だったんだ。そこでまた、ミントンばかりしていた。コロンブスはミントンの語源を知らないから、鳥狩りなので、バードミントンって呼ぶようになったんだ」「年号的にはつじつまは合うね。コロンブスのアメリカ大陸発見は1492年だし、明は14世紀から17世紀まであったからね。でも、コロンブスはインディアンとバードミントンをしてたの?」「そうさ、インディアンもバードミントンに夢中さ。それゆえに、彼らの髪飾りには鳥の羽根がついてるだろ」「そうだね」「で、コロンブスはイタリアへの帰路にもう1度明に寄ったんだ。発祥の地でもう1度バードミントンがしたかったから。そしたら明の人々はコロンブスがやってるバードミントンをみて、すげーって感心したんだ。コロンブスらはインディアンとシャトルを改良してほぼ現在と同じ形に改良してたんだ。明の人々はびっくりだよね。それで、コロンブスらがバードミントンって言ってるのを聞いて、真似して言ってたんだけど、発音がうまくできずバドミントンで広まっていったんだ」「逆輸入なんだ」「そういうこと」「あ、でもちょっと待って。コロンブスはイタリア人でしょ。イタリア語でも、鳥ってバードなの?」「そうとしか考えられないよな」「まあ、いいか。でも、ラケットは何でラケットって言うの?」「それは昔のラケットがロケットみたいな形をしていたからさ」「へえ、ラケットよりロケットの方が先なんだ」「そうさ、ロケットはギリシャ神話にも出てくるぞ」「本当かな?じゃあ、シャトルは何でシャトル?」「ロケットとくれば次はスペースシャトルしかないだろ」「そうか。ありがとう。知らなかったよ。勉強になった」「礼を言われるほどのことじゃないよ」「僕は勘違いしてたな。バドミントンって、もともとはインドのブーナって競技で、イギリスのグロスシャーターに近いボーフォート公領のバドミントン村で広く普及したからバドミントンって言うのかと思ってた」「何だ知ってたのかよ」「ごめんね、おじさん。何か文句ある?」

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2012年1月19日 (木)

リサイクル記事19

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『No.1にならなくていい』2011年7月7日

会議とは名ばかりで、やたらと人数が多く、しかもほとんどの時間が進行役の講演会みたいになっていて、僕は眠ってしまっていた。でも、いちおう机は7、8人のグループが4ブロックに別れ、意見交換ができるような並びになっている。これはあとで何かやらされるな、と予想のついたものの、あんな強烈な睡魔に襲われたなら、地獄のエンマ大王様であっても数秒で眠ってしまうだろう。

でもまあ眠ってしまってことに対し卑屈になることはない。なんせ中身の薄い講演会になってしまっているのだから。

ところが終盤になって各グループで討議することになった(なっていた?)。うーん、ほっとんど聞いていなかった。隣りに座る、やや長めの髪を今どきみずらしくビシッとバックに固めている僕より数年遅く生まれたであろう男は、配布された資料にメモ書きをしていた。まじめなやつだ。

そして討議。いくつか項目がありその中にから不要な(類似する)項目を削除し、追加すべき項目があれば加えて、さらに優先順位(重要順位)に並び替えよう、ってことをしようってことになった。何でもいいや。そのグループで最年少と思われる奴がここぞとばかりに進行役をかってでる。なんだか昔の自分を見ているようでちょっと恥ずかしい。そんでおかしなことに書記が最年長だと思われる、身なりのきれいなおっさん。僕なんて今日は現場抜けてきたから会社の制服(作業着)なのに。なんだかこっけいな役振りだな、とは思ったが、何もしなくていい僕は気にしないことにした。

でも、さすがに無言で過ごすってわけにもいかないだろうから、僕が口火を切った。うつらうつらと講演を子守唄のように聴いて、資料であげられいる項目の重要性について話しているんだなってことは、わっていた。だから、僕は「この⑤が最重要項目だと思いますが」と言った。根拠はあった。バックに髪を固める隣りに座るの男の資料には、この⑤のところに「NO.1」と書いてあったのだ。

ところが僕の発言のあと一瞬にしてツンドラになった。書記のおっさんは顎に手をやり、進行役は首を傾げる。髪型バック男は自分の資料に手を載せ、メモを隠す。ツンドラを破ったのはバック男だった。「優先順位は⑥②④①③で、⑤は③と重複した内容になるので外してもいいと思います」的なことをいった。すると一気にツンドラがサバンナになった。

確かに③と⑤はニュアンス的な違いはあれど、環境についてうたわれている。重複するのかもしれない。しかも今日は環境がテーマではない。製造過程におけるコストダウンが大きなテーマだ。つまり、環境問題を軽視するつもりはないが、③と⑤はテーマからは少しそれる。

いやいや、今の時代さぁー、環境問題なして企業はありえないでしょ。節電によるCO2削減はコストダウンにつながるわけだし。僕的にはなにより環境問題が優先なわけよ。地球人としてね。

なんてみっともないことは言わなかった。その後は黙っていた。意見に正解なんてないんだから、堂々と発言を続ければいいのだろうけど、僕のは意見ではなかった。バック男のメモを盗み見しただけだ。その後30分くらい、あいづちだけで僕は過ごし、名ばかりの会議を終えた。

しかし、気になるのは「NO.1」である。彼はなぜ⑤に「NO.1」と書いたのか。会社に戻ってからもその不思議は消えることはなかった。雑紙に、「NO.1」と書いてみる。3回書いてみる。

あーあーあー、そういうことね。わかったひといます?

っていうか、あくまでもこれは僕の推測の内からは抜け出せないんだけど、わかったよ。僕が見た彼のメモは「NO.1」じゃなかったんだ。

「NO!」(ノー!)

ね、ね、ね、ね。これだったら納得じゃない?でしょ?でしょ?でしょ?

なんだか推理小説みたいになっちゃった。でもね、まだまだ不思議だよね。「NO.1」だとか「NO!」彼はなんで◎○とか×とか△で書かなかったんだろうね。ここの推測をするためには、彼のことをもっと知らなければならない。僕はかれの名刺を取り出し、じっと眺めた。また会う機会があれば飲みにでも誘ってみよう。

※今回の記事は、概ね事実なのですが各所に、小さなシュチエーションのつくり替え、事象の誇張などがあります。何か文句ある?

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2012年1月18日 (水)

リサイクル記事18

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『ユニークな雑貨屋』2011年8月24日

皆さんは全国チェーンの雑貨屋『ブルドッグ』ご存知だろうか。俺の住むこの街にもあり、とてもユニークな雑貨屋である。

まず、何がユニークかといえば、社員だかバイトだかわからない店員はラッピングを依頼すると、嫌な顔をするのだ。店員から客に対しては俺にだけなのかもしれないが、俺のほうからすればどの店員であってもそうだ。つまり俺は100%の確率で嫌な顔をされている。いや、もしかしたら俺の勘違いで嫌な顔なんてしてないのかもしれない。でも、あきらかに笑顔ではない。笑顔を見たことがない。でも、けっして笑顔が見たいわけではない。笑顔が見たいならマックへ行く。笑顔でないまでもふつーの表情でいろ。ダルそうにするな。そのうえラッピングの綺麗率は恐ろしく低い。

と、常日頃から『ブルドッグ』をユニークな雑貨屋と感心していたのだが、先日、事実とは思えないような、まさしく事実は小説より奇なりといった事件が起こった。まあ、必然的ではあったのだが。

俺のちょーかわいい娘が、明日、友達のプレゼントを買いに『ブルドッグ』へ行きたいという。で、予定が詰まっていて、朝できるだけ早くに、つまり開店と同時に買い物に行きたいようだった。俺はHPで開店時間を調べた。AM10:00から開いてるよー。娘は、よかった、と言った。

そして当日。俺は前日に持ち帰っていた仕事で使う資料を忘れて出社したため(アホやな)外回りの途中で自宅に寄った。娘の姿が見えないのと、自転車がないことに気付いた俺は、時計を見て、『ブルドッグ』に行ってんだなと思った。AM9:50。この年齢で時間に厳格なところは俺ゆずりである。

ところが俺が時間を確認した直後、キキキキキーっと鼓膜から眉間にかけて何かが突き刺さるようなけたたましい金属音がした。自転車のブレーキ音だ。娘が凄い勢いで帰ってきた。お父さんお仕事は?忘れ物しちゃってね。そんなことよりどうした?『ブルドック』AM11:00からだった。ちょっと待てよ。まだAM10:00にはなっていないだろ。もしかしたら開店前で閉まってたんじゃないのか?だってAM11:00からって書いてあるのが道路を渡る前に見えたもん。

どうやら、俺はHPの開店時間を見間違えたらしい。ごめんね。俺が謝ると娘は一瞬だけ悲しそうな顔を見せた。でもすぐに立ち直り、時間がない、といって近くのスーパーへと自転車を漕いだ。無念であろう。友達の誕生のプレゼントをスーパーで買うことになろうとは。

でもちょっと待て。俺は本当にHPの記載を見間違えたのだろうか?娘はちょーかわいいがおっちょこちょいなところがある。10と11を見間違えたのではないだろうか?何はともあれ、娘のあんな悲しそうな顔を見た以上、真相を付きとめなければならない。俺は、PCを立ち上げ『雑貨』『ブルドッグ』でHPの検索をかけた。『ブルドッグ』のHPにたどり着くと、店舗情報で、俺の住む街の『ブルドッグ』の情報を確認した。

AM10:00~PM11:00

やっぱり俺は正しかった。えっへん!

じゃねぇーだろ、おい!どういうことだ?娘の見間違えか?確認の為『ブルドッグ』に電話してみる。「何時から開いてますか?」「10時からです」ずいぶん待たされて元気のない声が答える。ちょーかわいい娘の見間違えか・・・。

っていうか、開いてるなら、『ブルドッグ』行こうぜ、娘よ。俺は運転席に滑り込み、エンジンをフル回転させてスーパーへ向かった。

しかし遅かった。

よほど時間がなかったのか、優柔不断な娘にしては早すぎる商品選びだった。先に自宅に戻った俺は娘に言う。やっぱりAM10:00からだったよ。電話したら開いてたぞ。でも、AM11:00からって書いてあったもん。乗れ、見に行こう。時間ないよ。すぐだから乗れ。

娘を疑う気持ちはみじんもなかった。娘も数くらいは一人前に読めるようになっている。何より娘は俺を責めることをしなかった。俺はただただ真実が知りたいだけだった。

この角を曲がれば俺の住む街にある『ブルドッグ』だ。おおおおっっっつ、でかでかと看板が見えてきた。

<< 雑貨『ブルドッグ』AM11:00~PM11:00 >>

俺はあごが外れそうになったよ。

なんともユニークな雑貨屋『ブルドッグ』である。ほんとにユニークな雑貨屋『ブルドッグ』である。ユニークとしか言葉がみつからない雑貨屋『ブルドッグ』である。俺はあの時の娘の悲しそうな表情が脳裏から離れない。でもそもそんなことはまったく気にしないであろうユニークな雑貨屋『ブルドッグ』である。

ただ救いは、スーパーで満足するプレゼントが選べて、包装もきちんとしてもらえたことだ。

ひろやん推薦のユニークな雑貨屋『ブルドッグ』のユニークな話でした。何か文句ある?

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2012年1月11日 (水)

リサイクル記事17

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『難しいこと』2009年12月1日

「それはちょっと難しいですね」と言われたので、「いいえ、やって下さい」と言ってやった。それでもしつこく「だから、難しいんですよ」と言いやがったので、「いいえ、必ずやって下さい」と言った。

難しいということは、出来ないわけじゃないだろ。違うか?何か文句ある?

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2012年1月 2日 (月)

リサイクル記事16

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『蕎麦セット』2009年12月21日

蕎麦屋に行った。蕎麦を食うためにだ。とろろ蕎麦が食いたかった。「山芋とろろ蕎麦セット」というのがあった。それに決めた。セット内容は確認しなかった。

運んで来られたものを見てびっくりした。セット内容は、「山芋とろろ蕎麦」と、「その他もろもろ」かと思っていたのに違ったからだ。

セット内容は「山芋とろろ(ごはん)」と「蕎麦」と「天ぷら」だった。はあ?

だったらよー!「山芋とろろ蕎麦セット」と書くな!「山芋とろろ・蕎麦セット」にしろ!点を付けろ!「・」を付けろよな!

こんな店、また行ってやる!味は良かったからな。くやしいけど美味しかったぜ。しかし!お品書きにはマジックで「・」を付けさせてもらうぜ。何か文句ある?

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2011年11月28日 (月)

リサイクル記事15

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『な、そうやろ』2010年1月26日

2010年1月23日の記事を先に読んで下さい。話はそれからです。

読んだ?ではでは。俺のブログに無関心な妻とめずらしく、2010年1月23日の記事の内容について会話があった。「でも、ホントに褒めるとこのないやつっておるやろ」と俺が言うと、「そんな人はいない」と妻。「おるわ!〇〇〇とか」「いいや、褒めるとこはいくらでもある!」語気が荒くなり、ほぼケンカ状態に・・・。

「じゃあ、俺のこと褒めてみぃ!」「ええと・・・」「なんで急に弱気になんねん!」「ええと、ちょっと待って」「早く褒めてみろや!」「と、ときどきやさしい・・・」「は?散々待たされて、それ?」「あと、たまにおもしろい・・・」

な、褒めるとこのないやつっておるやろ。何か文句ある?

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