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2009年5月 4日 (月)

ぼくら

今朝で未読本のストックが切れたので、6冊注文した。単行本1冊、文庫本が5冊。

連続ドラマの最終回でがっかりすることってない?けっこうあるよね。他の展開があっただろう、ってやつ。小説もいっしょ。今朝がっかりしたよ。こんな場合に作品名は言えないよね。この作家の前作(前作と言っても、発表された順でなく、俺が読んだという意味ね)が面白かったから期待してたのにぃー。

さっきその本を書棚に、ぽんっと置いたら、たまたま下に立ててあったのが、栗本薫のぼくらシリーズ『ぼくらの時代』『ぼくらの気持ち』『ぼくらの世界』だった。読んだのいつだろう?中学?高校?ずいぶん前だなあ。でも社会人になってから1度読み返したのは覚えてるな。『ぼくらの時代』は江戸川乱歩賞作品なんだよ。

栗本薫のSFはいくつか読んだけど、肌に合わなかった。でも、ぼくらシリーズは、推理小説としてお勧めだね。1978年頃の作品だけど時代背景的には違和感なく読めると思うよ。難解なトリックものでもないし、乗り物や時間がからんだアリバイものでもない。青春推理小説って感じ。「ぼく(栗本薫)」の一人称がすごく読みやすい。

ずいぶん古い本の話をしちゃったな。何か文句ある?

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