固くゆでろ
なんで死んじゃったのーって感じの藤原伊織の『ダナエ』を読んだ。中編小説。ミステリ。H・B。いおりんのハードボイルドって濃くないんだよね。ほどよい感じ。『テロリストのパラソル』にしても『ひまわりの祝祭』にしてもそうなんだけど、あっさりしてる。ハードボイルドだぞ!ってしてないの。悪い意味じゃなく、手に汗握らない。展開がスムーズ。とくに『ダナエ』は中編らしい題材を中編で書いているので、贅肉がない。
H・Bといえば村上春樹の『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』を思い出すけど(タイトルがそうだからね)読みやすい(好みの問題だけど)H・Bってのは、主人公のイメージが浮かびにくいような気がする。キャラが濃くないんだよ。つまり、主人公に気をとられすぎずに、ストーリーに入り込めるんだな、きっと。
でも、北方謙三作品みたいな濃いーのも好きなんだよ。学生の頃はいっぱい読んだ。
最近では『北村恭介』が好きだけどね。何か文句ある?
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コメント
ゆで卵は半熟がいいな。
関東から帰ってきましたで。
秋のキャンプ、緊急ミーティングで決定しました。
10月17,8日。南あわじ市。どお?
今年は千円で来れまっせ。
キャンプサイトでつりも出来る秀逸サイトでッせ。
投稿: takubom | 2009年6月 5日 (金) 22時00分
takubomさん
わおー!ソロキャンプ!バイカーじゃないけどいんですか?
日程あえば是非是非。
貯金箱まだ、からっぽなんです。まあ、あとテントくらいかなあ。
だけど、最後までお酒付はき合えませんよ。
投稿: ひろやん | 2009年6月 5日 (金) 22時11分
僕も最近では『北村恭介』ハ-ドボイルドサスペンス一本です!
投稿: Fu- | 2009年6月 6日 (土) 14時12分
Fu-さん
『北村恭介』最近はラブコメっぽくなってるんで軌道修正しなきゃ。
投稿: ひろやん | 2009年6月 6日 (土) 16時34分