呪縛
東野圭吾『名探偵の掟』を読んだ話を前回の04カテゴリー本でした。今回(といっても3週間くらい前)、その続編というか、発展系というかの『名探偵の呪縛』を読んだ。
よくできてました(上から目線なのは読者の特権)。ただ、展開が想像の範囲にすっぽり納まっていたのが残念。でも、どうして読了後、3週間経っての紹介なのか。それはね、ここんとこ読んだ本が、駄作ばっかりだったのよ。だったらさかのぼってこれだなって感じ。
探偵が事件を解決するのは小説だけの話。でもいいんです。これは小説だから。
もし読む機会がありましたら、必ず先に『名探偵の掟』を読んで下さい。でないと『名探偵の呪縛』はちっともおもしろくありません。っていうか意味がわかりません。でも作風はまったく違うんですよ。そこがミソなのです。『名探偵の呪縛』は、あくまでも『名探偵の呪縛』であって『名探偵の掟2』ではありません。このあたりが東野圭吾の憎たらしいところなんですよね。
でも東野圭吾って、やっぱ推理小説が好きなんだなー、って思うよね。熱意には恐怖さえ感じるよ。
でも、ミステリ好きな俺なんだけど、ホント言うと、本格推理小説ってのは苦手なんです。
どうしてかって?それはバカだから。何か文句ある?
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