実家

元旦(昨日)は朝から、車で数分の俺の実家に行った。そこでご馳走をいただき、子らはお年玉をもらった。正午まで、食っちゃゴロン、食っちゃゴロンでのんびり過ごした。そしていったん我が家へ帰る。年賀状のチェックをしながら、少し休息。

さて、次は嫁の実家に行くか。我が家から嫁の実家は42km。これは何を意味するのか。そうフルマラソンの実戦的訓練にもってこいだ。でも、練習をサボっているため、フルの距離はとうてい走れない。ハーフに挑戦しょう。家族で車に乗り込み、嫁の実家に向かう。中間の地点で僕は降りる。「頑張ってね」フルマラソン本番用のウェアを身に着けた俺に、嫁と子は手を振る。2時間半で着くから待ってってね。

3km地点、おや？5km地点、やばくない？6km地点、無理ーっ、膝が悲鳴ぃっっっっ！携帯を取り出す。「お願いがあるんだけどさ。むかえに着てよ」「何でよ！今着いたとこなのに！」

嫁の実家にはめちゃくちゃみっともない話だ。でもいい。疲れたフリして寝てりゃ済む。そもそも嫁の実家って苦痛なんだよね。気ばっかり使われて、落ち着かない。「好きな番組観ていいよ」ってリモコン渡されるし、「何か飲む？」って何分かおきに聞かれるし、「まくらいる？」ってちょっとゴロンしただけで持ってくるし。まあ、みんなやさしいんだよね。俺ってやさしくされることになれてないんだ。

実はさ、今みんなで買い物やら何やらに出かけちゃってるんだ。眠たいフリしてさぼっちゃった。一泊二日、二日目の夕方がきて、やっとのんびりできるよ。

嫁の実家では寝るに限る。何か文句ある？