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2011年4月26日 (火)

結婚披露宴

今朝方、はなくそぴょん太と電話で話していて思い出したことがある。今となっては10年くらい前の話になる。

はなくそぴょん太の友人だというので、俺はある男と付き合いが始まった。付き合いと言ってもごくごく軽いもので、とうぜんはなくそぴょん太がいないときに会ったりはしない。ある日のこと、そんなある男から結婚披露宴の招待状が来た。俺は悩んだ。俺の結婚のときはまだ知り合っていなかったし、知り合ってのちに子供を授かったのだが、そのお祝いをもらってはいない。もちろん祝福する気持ちはあったが、腑に落ちない部分が多い。でも、はなくそぴょん太と酒が飲めるという理由で、出席欄に○をつけて招待状を返送した。

当日、付き合いも軽いもんだから、次々とスクリーンに映し出される写真に俺の姿はなく、盛り上がる話題もない。つまらなかった。まあ、2次会にでも行けば楽しくなるかと思い、幹事の言うがまま2次会へ。この会費が異常に高く、しかもそれに似合う料理ではなかった。その日の俺は人生で92番目くらいにつまらない日を過ごした。

だけど、そんなことはどうでもいい。俺が言いたいのはここから。その年の年末、俺は彼ら夫妻に年賀状を書いた。当然、元旦に着くように出した。新居がわからないので知人に住所を訊いてまで出した。世間一般的には、結婚して初めての正月だと、「ふたりではじめての元旦を迎えました」的な年賀状を出すはずだ。しかも、最低でも披露宴にも出席した者に対しては、礼儀としてあたりまえだろう。なのに俺のところにそんなものは来なかった。10年くらい経つがいまだに来ない。軽い付き合いとはいえ、年賀状を出したほうの俺は、めちゃくちゃ傷つき、恥ずかしい思いをした。

10年くらい経つが、俺の傷はいまだ癒えない。

なお、この事件に時効はない。何か文句ある?

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