きびしい人
今日、しばらく土曜出勤が続きそうないやーな仕事の打合せがあった。先方の上司も出席で、2対2。どちらも一歩も引かず話は平行線。それでも、俺は言いたいことの100分の99は我慢した。先方の上司(以下、うんこたれ上司)は言いたいことを言い、語気を強めてみたり、頭を下げてみたり、あの手この手で俺の首を立てに振らそうとする。俺は目を閉じ断固として首を横に振り続けた。2時間半経過。うんこたれ上司はタイムリミット。あきらめたのか、作戦を変更する気なのかわからないが、とりあえずはその場から去った。
残った先方の担当者に俺が言う。「あのおっさん、もうここに来さすなよ。話がまとまらん」「そうですね」「あのおっさん、自分の立場を守ることしか考えてやがらない」「きびしい人ですからね」
は?ちょっと待った。きびしい人?「おまえ、きびしい人ってどういう意味だ?」「そのままですよ。あのとうり」「きびしいというのは自分にきびしいのか?他人にきびしいのか?」
どう考えてもあのうんこたれ上司は、自分にあまく、他人にきびしい。そういううんこたれを「きびいしい人」と普通なら表現しない。なんだ、おまえもうんこたれなのか。もう、うんざりだ。
自分にもきびしいが、他人にもきびしい。もしくは、自分にきびしく、他人にやさしい。こういう人を「きびしい人」というのが普通ではないか。
まあ、そういう俺は自分にものすごーくあまいんですけどね。何か文句ある?
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