どこか清々しいような気分なような

しょーもなっ。しょーもなっ。何がしょーもないかというと、仕事に私情を挟んでくる奴がいるということ。ホントしょーもなっ。

そりゃー俺の態度は社会人としてずいぶんと悪いものなのかもしれない。でもな、商売とはいえ、さんざん尽くしてきただろ。無理難題を解決してきただろ。するべきこと以上のことをしてきただろ。それなのになんだってんだ。

好き嫌いの問題か？だったら俺は初めてお前に会ったときから嫌いだったぞ。ちなみにその横のあいつも、あいつも、さらにその横のあいつも嫌いだ。なーんにもできねぇーくせに、ウンだけで仕事しやがって。そもそも一緒に遊んでんじゃねぇーんだ。お互い仕事だろ。嫌い同士であっても私情を挟まず、お互い順調にいい仕事ができて、利益を残すことが目的なんじゃねぇーのか？

もう解決の方法はないだろう。お互い自分が悪いという気持ちはないだろうし、お互い頭を下げる理由もないだろう。あるとすれば少々の誤解くらいで、でもそんなことは俺からしたらもうどうでもいい。

以前の俺ならどうにかして仕返しすることを思案するところなのだが、こんな奴にはそんな価値はない。腹を割って話のできるような奴でもない。一万歩ゆずってこっちが頭を下げたとしてもそれが意味のある行動となる奴でもない。そもそもこんな奴が一定以上の権限を持っている企業そのものを疑問に思う。利益より私情ってどうなのかね。

裏切られた感はあるものの、どこか清々しい気分なのも事実。久々においしい空気を吸ったぜ。

だけと、あいつはいつかかならず頼ってくるはずだ。そのときは・・・。まあ、そのとき考えようか。何か文句ある？