聯愁殺
西澤保彦『聯愁殺』を読んだ。すげぇー読むのに時間がかかった。まず、登場人物の名前がわかりづらい。こんなやついねぇーだろ(いたらすみません)って性ばっかり。覚えられないし、気になって仕方がないしで、苦労した。けっきょく最後まで名前と人物の特徴が一致しなかった。変な名前にした作者の意図するところも最後まで不明。そんでもってストーリー性がない。それが味だといってしまえばそうなのかもしれないが、だらだらと会話分が多かった。最悪なのはミステリー特有の事実の後出しが多すぎたこと。許される範囲を遥かに超えていた。
しかし。だからといってつまらなかったわけではない。むしろ面白かった。これはフォローでなくて本音。
いや、ほんとおもしろかったんだって。何か文句ある?
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